賃貸契約書で気を付けること / 不動産豆知識

賃貸契約書で気を付けること

入居者が決まれば、次はこちらがオーナー側として契約を行います。契約書はほとんどの場合、不動産会社で準備してありますので、お任せすることも多いですが、確認を怠るとトラブルになることもありますので、基礎知識を付けた上でしっかり確認を行いましょう。
また、自前で作成した契約書を不動産会社に使ってもらうことも可能です。
参考用の契約書はこちら

賃貸契約は普通賃貸契約と定期借家契約の2つに分けられます。

  • 普通賃貸契約
    投資用不動産を貸し出す場合は、普通賃貸契約が一般的です。2年間を一区切りとし、更新することでほぼ永続的に住み続けられる契約です。最近はトラブルになった場合に入居者を追い出すことができる定期借家契約を進める会社もありますが、まだまだこちらの契約が主流です。2年契約の更新時に更新料としてひと月分の賃料が発生するところがほとんどとなっています。
  • 定期借家契約
    普通賃貸契約とは異なり、期間を決めて貸し出したいときに使われます。転勤等の理由で期間限定で自宅を貸し出したい人が使うことが多い契約です。
    入居者の立場が普通賃貸契約よりも弱くなりますので、家賃は普通賃貸契約よりも安い場合が多くなっています。

投資用不動産でしたら普通賃貸契約であることがほとんどですが、マイホームを留守にせざるを得ないときは定期借家契約を検討しても良いかと思います。
どんなものでも契約書は必ず事前に確認し、不備がないように準備する事が大切です。