家の選び方 / 不動産豆知識

家の選び方

賃貸はどのように選べばよいのでしょうか。いくつかのポイントに分けてみていきましょう。

  • エリアと立地
    会社の近くや、スーパーの近くなど、エリアを選ぶ基準は人によって様々です。しかしながら大まかな傾向として、駅の近くを選ぶ人が多いようです。逆に徒歩15分以上かかるような場所は敬遠されることが多い為、賃料が安かったり、間取りが広くて住みやすかったりすることが多いようです。多少歩いても広々とした家が良いということであれば、駅から少々距離のあるところも良いかもしれません。
    また、新橋、東京駅等のビジネス街へ勤務している方は、会社の近くという選択肢がないので、通勤時間や沿線の駅の住環境を想定してエリアを決める必要があります。

  • 建物の設備
    バストイレ別、バルコニー付き、オートロックなど様々な設備がマンション、アパートにはついていますが、当然ついていればそれだけ賃料も高くなります。ついていることに越したことはないですが、自分にとって本当に必要な設備かどうかを今一度考え、家を選ぶことが大切です。

  • 都市ガスとプロパンガス
    賃貸で忘れがちなのがガスです。実は都市ガスの方が、プロパンガスの何倍も安く、生活費が大きく違ってきます。人件費や設備費(給湯器やガス設備が無償であるようです)などが価格に転嫁されているため、プロパンガスは高額であるようです。
    田舎の一戸建てのマイホームであれば、都市ガスが対応していないのは仕方ないのですが、首都圏でのプロパンガスはほぼ無意味といっても差し支えないでしょう。災害時にはプロパンガスは使えるという利点はあるものの、平時においては都市ガスを選ぶべきだと私は考えています。

  • 一人暮らしとシェアハウス
    最近、新しい住まいとして注目されつつあるシェアハウスですが、荷物が少なく、他人との接触を気にしないようであれば、視野にいれることは可能でしょう。個室があるシェアハウスもあるので、ある程度のプライバシーは保証されますが、基本的には共同生活なので、トラブルがあることもあります。
    また、荷物が多い場合は、一人暮らしの場合と比べて専有面積がすくないのでシェアハウスに入居することは難しいかもしれません。自分のライフスタイルと相談しましょう。