相続等の売却時に気を付ける事 / 不動産豆知識

相続等の売却時に気を付ける事

相続を理由にした売却は非常に多くあります。
ここでは特に相続時の売却に焦点を当てて気を付けるポイントを見ていきましょう。

  • 相続したばかりの状態(基礎知識のない状態)での売却は危険!
    よくあるのが言い値で管理する不動産屋さんへ売ってしまったというパターンです。
    不動産の価格が適切かどうか判断できない事が多く、相続後の登記書き換えや、税金の納付などが面倒なのでまとめて任せることを条件に安く売る方も多いようです。
    相続の手続きや登記変更、税金の申請などは、市役所で丁寧に教えてもらえます。少し手間をかければ、せっかく親族が遺した財産から数百万円~数千万円の手数料を払う事をしなくて良くなります。市役所などの公的機関へと相談し、自分で手続きをしましょう。
  • 相続前から事前に所有不動産など把握して準備をする
    相続後は何かと申請や、届け出などが多く、慌ててしまいがちなので、事前に所有不動産の状況などは把握しておくことが大切です。お金の話になってしまうため、事前に話すのは気がひけることも多いかもしれませんが、備えあれば憂いなし、です。しっかりと事情を話して親族と協力し、現状とこれからについてを明確にしておきましょう。
  • 不動産の知識を事前に学ぶ
    相続税は変更が進んでいます。随分免税額が減少して税金が取られるように感じられますが、まだ大きく納税額を減らすことができます。現在の免税制度はこちらで確認可能です。国税庁・相続税について(https://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/souzoku.htm)