一戸建てとマンションの20年後の価値の違い / 不動産豆知識

一戸建てとマンションの20年後の価値の違い

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一戸建てとマンションは家という点では同じですが、様々なところで異なる点があります。この項目ではその違いを簡単に整理し、わかりやすくまとめます。

マンションと一戸建ての違い

マンションと一戸建ては住居形態も含めて様々な違いがありますが、最も顕著に違いが表れるのは20年後に価値が大きく異なってくる点があります。

一戸建ては購入後に定期メンテナンスを滅多に行いません。したがって10年間は特に大きな修繕や修理もなく維持費は殆どかかりません。
10年を境に様々なところが耐用年数を迎えてきますので故障や不具合が表面化します。これを適宜直す必要が出てきます。まとまったお金がかかることも多く、まとまった金額の貯蓄が必要になってきます。

一方マンションはあらかじめ定期的な修繕計画が立案されているため、10年後も多額の費用がかかることなく住み続けることが可能です。
マンションの場合は、当初から修繕計画が存在する為、毎月少額を積み立てる必要がありますが、大規模修繕が必要となった場合にマンション全体で行うため、住人全人の積立金額から拠出されます。
これにより突然多額の費用が必要になるという事はなくなり、毎月わずかな支出で抑えることが可能です。

一戸建てとマンションの違いを理解し、どちらが自分に合うかをよく考えてから購入しましょう。

月々の支払・管理費と修繕積立金とは

区分マンションには、管理費と修繕積立金という月々支払う料金があります。管理費は、共有部分の清掃や植木の伐採などの建物の管理会社に支払われる金額です。修繕積立費は共有部分の修繕に充てられる金額です。集めた積立金によって外壁や立体駐車場、エレベーターなどの共有設備を適宜修繕します。