一戸建ての購入では基礎が重要。付属品に惑わされるな / 不動産豆知識

一戸建ての購入では基礎が重要。付属品に惑わされるな

一戸建ての建物は基礎工事が最も重要なポイントになります。事前に工法の説明を受け、理解したうえで現地で確認を行いましょう。基礎工事は建物が出来上がると確認が困難となります。基礎工事には大きく分けて3つの工事からなっています。各ポイントでしっかり確認を行いましょう。

  1. 準備工事
    地盤調査を行い、軟弱地盤だったり問題があった場合は杭をうつなどの改良工事を行います。また、建物の取り壊しなどもこの時に行います。
    地盤調査を行わない施工会社もあるので、地盤調査の結果を詳細に聞くようにしましょう。
  2. 地縄張り
    地縄張りとは、建物の位置や形状を確認する作業になります。
    この時に大きさや向き、形を誤ると出来あがりに深刻な影響を及ぼします。
    必ず、設計図と見比べ、建物の形や向きを設計図と見比べて確認しましょう。
    また、エアコンなど、設備を外に置く場合は、そのスペースの確認も必須になります。
  3. 基礎工事
    基礎の形に合わせて地面を掘る「根切り(ねぎり)」という作業。根切りは、重機を使っておこなうのが一般的です。ここでは、根切りをおこなったところが平滑になっているかどうかを確認。この精度が低いと、その上に作られる基礎の精度も低くなってしまいます。