専業で行うか副業で行うか / 不動産豆知識

専業で行うか副業で行うか

不動産投資を行うにあたって、専業歳て行う場合とまたは副業として行う場合があります。
不動産投資を検討している方には副業として考えている方がほとんどだと思いますが、専業を志す方もおりますので、双方のメリット、デメリットをこちらで整理します。

  • 副業の場合
    もともと不動産投資を親族が行っていたという事ではない限り新しく不動産投資を始める方は、会社に所属しながら行っている場合がほとんどだと思います。
    会社員である場合は、融資がおりやすく金利を低く抑えることが可能です。また投資に失敗した場合でも本業での収入が見込めるので立て直しを行いやすいというメリットがあります。
    しかし融資の相談や物件の契約などについては平日に行うことが多いため、有休休暇を取り会社を休んで対応する事が必要になります。

    また、購入後の物件管理に時間を割けないため、管理会社に委託することを念頭に資金計画を組み立てる必要があります。

    住宅投資の最初の一歩を踏み出す場合は、副業で行うことをお勧めいたします。

    「会社への副業がばれないのか?」とよく質問されますが、ほぼ100%ばれません。
    大きく所得税が変わるのは何千万円も年間利益があがった場合に限定されますので、副業で小さく始めている場合、ほとんどの状況では気にしなくて大丈夫です。
    また、副業規定を定めている会社が多数ありますが、法的拘束力はありません。もし不動産投資が副業規定に抵触するならば親族に不幸があって賃貸不動産を相続した場合も同様になってしまいます。
  • 専業の場合
    不動産賃貸事業を専業とする場合は、副業をするのに比べて収益が大きくなければなりませんので規模が大きくなることが予想されます。
    この場合は、融資等で物件を取得して賃貸事業を行うだけではなく、宅建と呼ばれる不動産の専門資格を取得し、取得した物件の賃貸だけではなく、他の物件の賃貸、売買の仲介等も行うことで収益を分散させ安定した収入を確保することが重要となってきます。
    また、専業での立ち上げ段階である場合は、会社信用がないため、融資が付きづらいという難点もあります。