住宅ローン / 不動産豆知識

住宅ローン

もっとも身近なローンといえば、住宅ローンではないでしょうか。
マイホーム購入時にのみ使用できる長期ローンが住宅ローンです。どの金融機関も非常に低金利で長期間の貸し出しに応じてくれるローンですが、自分の居住用にのみ、適用できるローンになりますので、賃貸を目的とした購入には適用できません。
特例として転勤や転職などで家を留守にする場合に限って、賃貸を認めてくれる場合はあります。
なお、住宅金融公庫(政府)のフラット35などの住宅ローンは賃貸が判明した場合、一括返済を迫られたことがあるという話もあります。

しかしながら、住宅ローンで購入した家を賃貸として貸し出すことが不可能というわけではありません。こちらに住宅ローンで購入した家を賃貸として活用できる2つの例を紹介します。

  • 店舗併用住宅
    料理店や八百屋さんの2階部分が自宅になっている建物を指します。この八百屋さんの部分や料理店の部分を1Rの賃貸住宅を作り、賃貸を行うことが可能です。
    店舗併用住宅1 店舗併用住宅2
  • 転勤留守
    転勤や転職などの一身上の理由でマイホームを留守にする場合は、賃貸が可能となります。この場合、別のところへ引っ越したうえでマイホームを賃貸に出すため、マイホームの賃料から現在の住宅の賃料やローンの返済分を引いたものが収益となります。

こちらのサイトで持ち家と賃貸について紹介しているように、賃貸住宅という選択肢も生活によっては検討対象となるでしょう。(住居費・持家 vs 賃貸 どちらがお得?)