賃貸契約の交渉 / 不動産豆知識

賃貸契約の交渉

目当ての家が決まれば、いよいよ契約に向けて交渉を始めます。
基本的に賃料の設定はオーナーの一存で決めているため、家賃の交渉はどのタイミングでも行うことが可能です。
交渉を行いやすい時期としては、転勤や転居が増える2月、3月に行うと良いでしょう。2月、3月は顧客も増える為、交渉は受け付けないオーナーも多いです。
また、交渉材料として長く空室になっている家はオーナー側は常に満室にしておきたいはずですので、交渉しやすいです。入居決定となるなら多少値引いても対応してくれるでしょう。

しかしながら、あまり粘り強く交渉するのも考えものです。なぜなら入居後のトラブルに発展するかもしれないとオーナー側が考える可能性もあるからです。
1回から2回、軽めに交渉してみて難しいければ別の物件へと交渉を移すか、十分に安ければ値引きなしでの契約も視野に入れても良いかもしれません。
私のおすすめは軽めの交渉を行いつつ、一つの物件にこだわらず難しければ別の物件、また次の物件へといくつかの候補を作っておくことです。
特に、礼金は退去後に返ってこない初期費用ですので、こちらを交渉でゼロにできない場合は、賃貸料がよっぽど安くない限り、私は契約しません。