迷惑メール対策は時代遅れ?

GmailやOutlook.com等のWEBメール(クラウド型メール)は、様々な企業ベンダーが制作している迷惑メール対策ソフトより高性能な迷惑メール対策が無料で入っています。
つまりWEBメールを使用している場合は、迷惑メール対策ソフトがが不要になります。

WEBメールの普及率は2005年の時点で、WEBメールの利用率が80%にも上るとの報告があり、現在ではほぼ100%に近いのではないでしょうか。

実はこの流れは日本以外の方が加速していて、世界的にもそのような流れになっています。既に海外では、WEBメールだけでなく、プロバイダによる個人向けの電子メールアドレスであっても、メールサーバに到達する前に迷惑メールを「迷惑メール」フォルダへ事前に振り分けていることが一般的になっています。

メールソフトに潜む脆弱性

逆にWindowsメーラーを利用することで脆弱性が高まってしまうことも指摘されています。Windows上の主要メーラーである「Outlook Express」「Windows Liveメール」「Thunderbird」は、データがファイルになっていること、アドレス帳がファイルになっていて侵入した場合ウイルスが情報取得をしやすいことので、ウイルスが真っ先に狙うアプリケーションになっている状況です。
このため Windows上でメーラーを利用すること=脆弱性を高めているという見方が国際的には主流になっています。

もし、あなたがWEBメールを日常的に使っているなら、パソコンに負荷をかけるアンチスパム機能は不要になります。OFFにして、パソコンを快適に使いましょう。また、現時点において、Windows上でメーラーをまだ利用している場合は、この機会にクラウドメールサービスへの移行を検討してみてはどうでしょうか。

Webメール利用率が80.5%に~gooリサーチ調査
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/05/18/7642.html

Gmailのスパムフィルターがニューラルネットワークで強化、大量送信者向け新ツールも公開
http://gigazine.net/news/20150710-postmaster-tools/