迷惑メール(スパムメール)とは
迷惑メール(スパムメール)とは、多数の受信者に一方的に送りつけられるメールを総称してこう呼んでいます。メールの内容は様々ですが、一般的に迷惑メールとされるものには、アダルトサイトや通販サイト、マルチ商法勧誘の宣伝メールなどが挙げられます。また、より悪質なウイルスを添付したメールや、フィッシングサイトに誘導するメールなども迷惑メールに含まれます。
迷惑メールには「このメールが不要な場合はご連絡ください」と記載されているものがありますが、連絡を行うと配信元にメールアドレスが有効であることがわかるので、更に迷惑メールが増えるといったことも多いので注意が必要です。
あなたのメールアドレスはどこから漏れた?
そもそもなぜこういった迷惑メールが送られてくるのでしょうか。迷惑メールを送信する業者のメール送信方法は大きく分けて3つあります。
- メールアドレスリストを購入し迷惑メール送信を行う方法 WEBサイトなどの会員登録や、懸賞サイト、メールマガジン登録などのサービスに登録することで得られたメールアドレスをリスト化し、販売している企業からリストを購入することで、迷惑メールを送信します。
- ランダムに作成したメールアドレスに迷惑メール送信を行う方法 ランダムに単語や数字を組み合わせて膨大なメールアドレスに送信する方法です。この場合は、使われていないメールアドレスにも送信されてしまい効率が悪いことから今ではほとんど使われていません。
- WEBサイトからデータを参照し、迷惑メール送信を行う方法 WEBサイトなどにメールアドレスが掲載されている場合、自動でそれらを読み込み、収集して、迷惑メール送信を行う方法です。この方法が現在最も使われています。
クラウドメールで迷惑メールをシャットダウン!
最近ではグーグルの提供するGmailなどのブラウザでの無料のクラウドメール(WEBメール)サービスが充実し、迷惑メールはブラウザ側で自動排除する設定になっているメールサービスも多くなっています。 詳細は迷惑メール対策をご参照ください。
迷惑メール送信は犯罪行為
迷惑メールは「特定電子メール法」によって定められている禁止行為に該当します。あまりにもしつこい場合は迷惑メール相談窓口に通報しましょう。注意後、改善がみられなければ逮捕・処罰にも繋がります。
迷惑メール相談窓口
http://www.dekyo.or.jp/soudan/ihan/
まとめ
- 迷惑メールとは一方的に送られる不必要なメール
- 迷惑メールは違法
- 不快な迷惑メールは迷惑メール相談窓口に通報する
- クラウドメールだと自動判別や自動振り分けで快適