セキュリティソフトとは

ウイルスへの防御は大きく分けて3つの方法があります。下記の3つの方法のうち、1と3を組み合わせて採用しているソフトがほとんどです。

  1. ブラックリスト方式 ウイルスのパターンを予めリストアップしておき、合致したものをブロック、駆除、停止させます。ウイルスのリストは適宜更新され、年々増加しています。
  2. プロアクティブ方式(アプリケーション・ホワイトリスト方式) ブラックリストとは対照的に予め、問題のないプログラムのリストを作成しておき、それ以外のプログラムはブロックしたり、起動の停止を行います。
  3. ヒューリスティック方式 未知のウイルスに効果を発揮する手法。未知のアプリケーションを見つけた場合、仮想のOSを作成し、その中で稼働させて挙動を調べて、悪意あるプログラムの場合は駆除、または停止させてパソコンを守ります。
    ただし、ある時刻になると起動する時限型ウイルスや標的企業のネットワーク内でのみ起動する標的型ウイルスには、仮想OSの中では起動しないため、対応ができません。

まとめ

  • ウイルスへの防御は3つの方法がある
  • ウイルス対策ソフトによって使用している方法や数が違う